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爆死体

日本人にはほぼ縁の無い爆死ですが、世界で自爆テロが行われているのもまた事実です。 爆発物はどのようにして人間の体を破壊するのでしょうか。

爆死体には以下のような特徴があります。
1.胴体、四肢がちぎれている。
これは爆発物から発生する衝撃波によるものである。
2.各部位が焦げている。
高温に曝せれている時間は一瞬なので、焼死体のように炭化することはない。
3.出血が無い。
即死するので、心臓が停止し出血しなくなる。

続いて爆創について説明します。 衝撃波には圧縮波と反射波があり、主に反射波が人体に影響を与えます。これは空気を含む臓器や器官を破壊します。 大抵肺はこれでやられます。胸部や腹部にこれを受けると搬送後に死亡する確率が高いです。 頭部を負傷すると助かる可能性はほぼありません。
飛散物も人間にダメージを与えます。爆弾の中には容器そのものの破片ではなく、 中に釘やボールベアリングを詰めることで殺傷力を高めたものも存在します。

衝撃波は内臓にダメージを与えるものもありますが、もちろん四肢が切断されるなどの重度のものもあります。 四肢が吹き飛ばされた場合、致死率は80%です。切断面は骨が砕け引きちぎれたようになっています。参考画像を載せますが、 グロいので注意して下さい。































自爆テロリストの死体です。0距離だとここまでひどい損傷を受けます。